豆乳バナナダイエットとは

 現代女性の永遠のテーマともいえるダイエットを成功させるには、3つのポイントがあります。
 まず、摂取カロリーを減らしすぎないこと。ダイエット中だからといって、摂取カロリーを極端に減らすと基礎代謝が落ちて、逆にやせにくい体になってしまいます。

 2つ目は空腹感を上手にまぎらすということ。せっかくの食事制限も、空腹感に負けてどか食いをしては意味がありません。リバウンドを起こし、さらに太ってしまうことも。満腹感のある食べ物を上手にとり入れることがたいせつです。
 そしてバランスを考えた食事をとること。ビタミンやミネラルなど体に必要な栄養素が不足してしまうと、代謝機能が低下し、エネルギーをスムーズに燃焼させることができなくなってしまいます。そればかりか、貧血や生理不順、肌荒れ、便秘など、さまざまな不調をきたすことにもなりかねません。やみくもに食事を減らすのではなく、栄養バランスのとれたカロリー制限を行いましょう。



     豆乳とバナナは驚異のダイエットパワー

 豆乳とバナナをミキサーにかけると、ふんわりとしたドリンクになります。これだけでもおなかがふくらんで、十分に満腹感を得ることができます。豆特有の臭みも、バナナと合わせることでほとんど消えてしまうので、豆乳嫌いでもおいしく飲めます。豆乳の原料は完全栄養食に近い大豆。大豆に含まれる良質のタンパク質はダイエットに欠かせない成分といってもいいかもしれません。また、豆乳に多く含まれているイソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きがあり、ダイエット時に起こりがちな「骨が弱くなる」「ホルモンバランスが乱れる」ことも防いでくれます。
 そして豆乳に組み合わせるのは、食物繊維が多く、栄養豊富なバナナ。バナナに多く含まれるビタミンEは、大豆タンパクの分解、代謝を促進する働きがあります。つまり、豆の燃焼を促す大豆タンパクをより効果的に使うことができるのです。
 豆乳とバナナを組み合わせた「豆乳バナナ」には、互いに有効成分を高め合う、じつに相性のいい驚きのダイエットパワーが隠されているのです。



      理想の組み合わせで上手にダイエット

 先に挙げた、ダイエットの3つのポイントを守っていくのはなかなかむずかしいことでしょう。そこで「豆乳バナナ」の出番です。基礎代謝を高めながら適度なカロリーを摂取でき、満腹感も得られ、栄養バランス満点。そんな豆乳バナナを飲むことが、上手なダイエットの近道になるのではないでしょうか。



      豆乳の種類

豆乳の種類は大きく分けて、

1.大豆と水のみでできた無調整豆乳、
2.糖分や塩分を加えて飲みやすくした調整豆乳、
3.ゴマや抹茶などを加え、ジュース感覚で飲める豆乳飲料、
4.特定保健用食品表示商品など、

の4つです。豆乳バナナを作る場合は、大豆成分の濃度がより高いものが望ましいので、無調整豆乳か調整豆乳を使うようにしましょう。余裕があれば、大豆から豆乳を手作りしてみるのもおすすめです。


     誰でも飲める豆乳バナナ

豆乳バナナはあくまでも食品です。子供からお年寄りまで、どなたでも飲むことができます。ただし、大豆アレルギーの人、腎臓病や糖尿病などで食事指導を受けている人は、まず医師に相談してから始めるようにしましょう。

バナナは皮をむくとすぐに酸化して茶色くなって、栄養成分や鮮度も低下してしまいます。面倒だからといって、一度に作りおきするのはおすすめできません。飲むたびに新しいものを作りましょう。すぐに飲めない場合でも、冷蔵庫に入れて2~3時間のうちに飲むようにします。

できた豆乳バナナが茶色くなるのが気になる――そんなときは、ミキサーを回す前にレモン汁を加えます。分量はおよそ小さじ1杯。酸化防止になり、変色を防ぐことができます。豆乳の臭みも消え、ビタミンCの補給にもなりますので、ぜひ試してみてください。



ミキサーに豆乳とバナナを入れたあと、レモン汁を加えてスイッチオン。
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