焼き黒豆ダイエットとは

       黒豆の色には、ガンを防ぐ効果がある
 
「米と豆は水につける時間がちがうから、豆ごはんを作るのは、手間がかかりそう」というイメージを持ってはいませんか? そんなことはありません。「焼き黒豆」を利用すれば、うっすらと紫色に染まったごはんが食欲をそそる「焼き黒豆ごはん」がすぐに作れるのです。しかも、簡単に作れるだけではありません。黒豆にはたいへん体にいい効果を与えてくれる成分が入っています。その成分こそ、お米を紫色に染めた色素、メラノイジンなのです。

 メラノイジンは、最近ではすっかり耳慣れたポリフェノールという抗酸化物質によく似た働きをします。抗酸化物質というのは、簡単にいうと、私たちの体が老化していくのをくい止める働きがある物質のことです。たとえば鉄が酸化した状態を想像してみてください。あのかたい鉄が酸化すると、赤茶色に錆びてボロボロになってしまいます。

 人の体の中も同じことが起きています。喫煙や紫外線、電磁波、またはストレスによって生じた悪玉の酸素とでもいうべき活性酸素が、体のあちこちで暴れ回り、細胞を錆びつかせてボロボロにするのです。

 細胞が錆びると老化が進み、肌荒れやシミ、シワなど目に見える形で悪い影響があるだけではありません。ガンになったり、痛めつけられた動脈が硬化するおそれもあります。動脈硬化は高血圧や心筋梗塞、脳卒中などの生活習慣病(成人病)などの原因であることはいうまでもありません。



     アレルギーの改善やダイエットにも効く黒豆

 メラノイジンには、このように恐ろしい活性酸素を体から除去し、さらに、血中のコレステロールや血糖を減らしてくれます。また、その他の体内の老廃物なども追い出してくれるので、アレルギーの軽減やダイエット効果もあるのです。

 そして、この黒豆に含まれるメラノイジンを最も効率よくとる方法は、煎って食べること。もうひとつは、肉や野菜など、ほかの食べ物といっしょに食べて、いろいろな栄養素とまぜ合わせれば、メラノイジンの効果を倍増させることができるのです。

 ただし、煎った豆は、かたくて噛めないという人や、食事中にかたい豆をポリポリ食べるのは違和感があると感じてしまう人もいることと思います。ですから、そんな人にこそ、やわらかくて、食事として食べられる焼き黒豆ごはんはいかがでしょうか。焼いた豆の味でごはんが食べられるので、カロリーの高いおかずを食べずにすみますので、ダイエットにもぴったりです。




 
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