有酸素運動が体脂肪を燃やす決め手

 ウォーキングや水泳、速歩き、サイクリングなど、十分な呼吸をしてたくさんの酸素を吸い込みながら行うおだやかな運動のことを有酸素運動といいます。

 ダイエットにはこの有酸素運動が有効です。というのも、この運動は、行う際に、体内に取り込んだ酸素が脂肪と糖質を分解し、それをエネルギーとして体が活動するから、減量効果が一番ある運動なのです。

 ヒトの体は運動を行う際、まずは血液中の糖分を燃料として消費します。その後、筋肉や肝臓に蓄えられたグリコーゲンなる糖分を燃焼し、それも使い切ると、今度は体脂肪をじわじわ燃焼し始めるのです。

 この一連の代謝活動が起こるのには平均15~20分を要します。つまり脂肪が燃えるまで最低15分は運動し続けなくてはいけません。

 激しい運動ならつらい思いをすることになりますが、ウォーキングのような有酸素運動なら楽にできます。

 落とさなければいけない脂肪には皮下脂肪と内蔵脂肪があります。

 有酸素運動は体の脂肪を燃料として消費するわけですが、この2つの脂肪のうち、特に内臓脂肪のほうが先に減り始めるという研究結果も出ています。

 病気につながりやすいのは内臓脂肪なので、病気予防と合わせて一石二鳥のダイエット効果があるのが、有酸素運動といえます。

 有酸素運動は続けていくことがなによりも重要です。継続は力なりということわざもあるように、この運動は脂肪や糖質を燃焼するうえ、続けていくことで身体の心肺機能も向上し、生き生きとした生活が送れるようになります。

 体の負担も少なく、予算的、設備的にみても比較的簡単に始められる運動ばかりです。

 
Cheap Web Hosting | Top Web Host | Great HTML Templates from easytemplates.com.