楽々カロリー減方法2(組み合わせ・分配)

 組み合わせもカロリー制限には有効です。

 おいしい栗を10個食べて血糖値が100上がったなんていう話もあるくらいの代物ですが、茹でて食べずに栗ごはんにすれば栗は半分の5個でも十分。

 きのこもあわせて炊き込みごはんにすれば、栗は3個でも満足できるかもしれません。

 手間は増えますが、同じお茶碗1膳分でも米の量は減ってカロリーはほとんど同じになります(それぞれ1膳150g、白米ごはん252kcal、栗ごはん230kcal)。

 果物だって同じです。単品で食べずにメニューに組み込んでしまう。朝ごはんでヨーグルトを1カップ食べているなら、ヨーグルトを1/2カップにして、フルーツを2かけプラスする(無糖ヨーグルト100g62kcal、桃1/2個100g34kcal)。

 そうすれば、カロリーは増やさずに2つの食材が楽しめます。

 ダイエットの基本は「栄養は落とさずにカロリーだけを落とす」こと。組み合わせで食べることは、これを実現しやすくする方法でもあります。

 好みもありますが、相性のいいものはミックスして組み合わせて食べれば、我慢しなくても秋の味覚を楽しみながらカロリー減も難しくはありません。


 広く薄くカロリーを減らすためには食べている量を少しずつ減らすのが一番です。

 食器をワンサイズ小さくする、最後の1口を残すようにする。

 食べ物1口分を約30kcalと考えれば、4品目で120kcal、3食では360kcal減らせます。

 小さなことですが、1日1日でチリも積もれば山となるわけです。

 果物は半分では買えないかもしれない。その場合コツは“分配”、すなわちシェアすることです。

 1人1尾食べる秋刀魚なら、大きめのものを買って家族と半分にする(秋刀魚1尾200gで440kcal)。

 半分で足りなければここでも組み合わせを考え、大根おろしや生姜を食べてもいいです。

 チリも積もれば山となる方式は長続きしますから、ムリしてカロリーを落として間食するようなら、ほんの少しずつムリなく落とす方が賢い方法です。

 今とまったく同じ食生活で消費カロリーが増えなければ、絶対にやせません。大切なのは、いかに切り捨てるか工夫すること。

 手間はかかりますが、ムリせず続けましょう。

 
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