新コンニャクダイエット

     食事を減らすだけのダイエットは便秘を招く

 「やせたい」「きれいになりたい」と女性の願望はとどまるところを知りません。
 それとともに、無理な食事制限を行う人も多く見受けられるようになりました。しかし、やみくもに、食事制限をするだけでは、ダイエットは成功しません。単純に食事の量を減らしただけでは、元の食事に戻したときに、あっという間にリバウンドしてしまうからです。
 そのうえ、食べる量が減ることで、便のかさが減ってしまい、便秘まで起こしやすくなってしまいます。

 ダイエットの基本は、食事の量を減らすことではなく、食欲とカロリーをコントロールすることにあります。
 つまり、過食のもととなる空腹感を抑えながら、摂取カロリーを減らしていくことがたいせつなのです。
 しかも、食事の満足感を得られれば完璧です。そこで、皆さんにおすすめしたいのがコンニャクの成分に注目した新しいダイエット法です。

 コンニャクを使ったダイエットは、10年ほど前に大流行しました。ノンカロリーで、食物繊維も豊富であることから、女性を中心としたダイエットファンに圧倒的な支持を得たのです。

 コンニャクがダイエットに最適だというのには、その主成分であるグルコマンナンに秘密があります。グルコマンナンは、水溶性の食物繊維。
 水を含むと、大きく膨れる性質を持つので、胃の中で膨張し満腹感をもたらします。そのため、食前に水とともにグルコマンナンをとると、食べすぎを未然に防ぐことができ、カロリーの過剰摂取を抑えることができるのです。


    コンニャクなら、やせながら生活習慣病が予防できる

 グルコマンナンの働きは、ダイエット効果だけではありません。グルコマンナンは、アルカリ性の腸内では、弾力性のあるかたまりに変化します。
 このとき、コレステロールや脂肪分などをとり込み、そのまま体外へ排出するので、中性脂肪値やコレステロール値の低下にも効果を発揮するのです。つまり、高脂血症の改善に有効だということです。
 さらに、大きく膨れたグルコマンナンは、便のかさをふやし腸壁を刺激します。すると、大腸の蠕動運動が活発になり、便通がよくなるので、大腸ガンの予防にもつながるのです。

 便自体もやわらかくなるので、痔の改善にも役立つはずです。そのうえ、グルコマンナンには、食後の血糖値の急激な上昇を防ぐ働きもあります。
 これは、グルコマンナンが、酸性の胃のなかでゼリー状になり、ゆっくりと腸に送り出されていくため。食べ物の胃内滞留時間が長くなることで、ブドウ糖の吸収もゆっくりになり、血糖値の急上昇を抑えてくれるのです。
 実際、病院での糖尿病治療食としてグルコマンナンがとり入れられ、インシュリンの投与がいらなくなった例もあるようです。


       食前にたっぷりの水とコンニャクをとる

 グルコマンナンをダイエットや生活習慣病予防のためにとるには、どのようにしたらよいのでしょうか。いちばん安上がりで簡単な方法は、コンニャクを夕食前に200gほど食べるということです。
 このとき、水分をたっぷりとるのがポイントです。

 また、外食が多い人や料理の時間がないというかたは、コンニャクイモからグルコマンナンを抽出した補助食品を使ってもよいでしょう。食生活に合わせて上手にとり入れてみてください。
 コンニャクは、ダイエットでリバウンドを繰り返している人、便秘になってしまった人、中高年で生活習慣病も気になるという人にこそ、再認識していただきたいダイエット法です。


 
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